声優の仕事-映画の吹き替え(アテレコ)

映画の吹き替え(アテレコ)

 映画の吹き替えは、俳優が話す口の動きに合わせて日本語を当てていく仕事です。
 外国映画の吹き替えのことをアテレコというのは、ここからきています。
 映画や海外ドラマの吹き替えは声優の仕事において大きな割合を占めます。

 

アニメのアフレコとの違い
  • 俳優の口の動きに合わせる技術が問われること
  • アニメのややデフォルメされた演技に比べて、自然な演技を求められること

 

オーディション

 昔は洋画の声優オーディションが行われることは少なく、テレビ局と制作会社のプロデューサー、音響ディレクターなどの間で決められることが多かったです。

 

 今ではオーディションが行われます。日本のスタジオでオーディションが行われ、そこで収録した音声データを海外のオリジナル制作陣(監督、スタッフ)に送って審査します。

 

 音声データを解析して、実際の俳優の声質と似ているかどうかで比べられることもあり、それで決定することもあります。これを特にボイスマッチと呼びます。

 

 もちろん演じ方が元の俳優に似ているかどうかも審査基準となります。

 

俳優の”専属”声優になることも

 「この俳優さんならこの人」そんなふうに思ってもらえるようになれば、”専属”扱いになり、その俳優が出演する作品は全部担当していくことになります。
 石丸博也さんのジャッキー・チェンや森川智之さんのトム・クルーズが代表的ですね。
 そんな変えの効かない存在になること、これこそ声優として究極の姿ではないでしょうか。

収録の流れ

 映画の吹き替えではアニメのアフレコ同様、音響監督の指示のもと、テスト、本番といった流れで収録が行われます。
 収録の流れを順を追って説明します。

 

台本と映像資料配布

 吹き替えは映画やドラマとして完成しているものに声を当てる仕事です。台本と一緒に映像資料が配布されます。
 台本と映像をもとに、俳優の口の動きに合わせた演技の練習をしておきます。

 

演出方針の説明

 本番のまえに、映画の吹き替えを専門にしている音響監督が演出方針を説明します。
 声を当てるだけでなく、出演俳優と同等なリアルな演技を求められることもあります。声優は声だけで頑張るのではないのです。

 

テスト

 声優は演出方針で与えられた指示を踏まえて、演技していきます。
 ヘッドホンには原音のセリフが流れるので、画面と台本を交互に見つつ、自分の番が来たらセリフを言っていきます。
 他の声優のからみとマイクの立ち位置の確認も行います。
 一般的にはこのように複数(3~4人)で同時に収録するのですが、作品やシーンによっては一人ずつ収録することもあります。

 

本番

 テスト後、音響ディレクターによる演技修正を経て本番となります。
 撮り直しが発生することも多くあります。
 すべて撮り終えたら終了となります。
 2時間の映画1本の収録に、1日で終わることがほとんどです。
 大きな映画のメインキャストでは1週間くらいかけてじっくり収録することもあります。

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